株式会社映画24区においてこの度、製作映画のシナリオ公募を実施いたしました。
審査の結果につきまして、発表させていただきます。
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「庄内キネマ製作委員会」 第2回製作映画シナリオ募集 結果発表
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入賞:小森まき『スタートライン』
(敬称略)
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選考プロセスについて
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今回、総数で41通の応募をいただいた。
作品の撮影にあたる三原光尋監督と、映画24区代表三谷一夫、庄内映画村の宇生雅明社長、丸山典由喜副社長で審査を行った。
一次審査は、三原監督と三谷が担当。
両氏が選出した作品を一次通過とした。
一次通過の作品を宇生、丸山の両氏を交え審査。
最終選考で発想力に長けた小森氏の作品を選出した。
入賞した小森まき氏の作品「スタートライン」は、
11月中旬~下旬、庄内地方にて撮影を実施いたします。
(三原監督の作風に合わせタイトル、台本修正を実施)
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選考各氏のコメント
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■映画24区・三谷一夫代表
「庄内の食」についてご自身なりの調査・深堀りができていること、
人間ドラマが書けていること、この2つの観点で選定を行い、
小森氏を入選とさせていただきました。
今後の映画化に向けた更なる脚本開発にご本人も参加していただきます。
■三原光尋監督
郷土の食に対する熱い熱い熱い想い。"何としてもこれを映像化したい!"
との強い衝動に駆られる脚本はそれほど多くありませんでした。
しかし、小森氏はユニークな発想と筆力を少し視点を変えて書くことで
今回の趣旨に於いて力を発揮してくれると考え、入選とさせていただきました。
■庄内映画村・宇生雅明社長
「庄内の食」という地域的にもジャンル的にも限定された題材ではありましたが、
全体的にはよく書けていたと思います。
ただ読んだだけで映像が浮かんでくるような、腹がすいてしまうような、
食べ物をきちんと描写している作品がなかったのが残念です。
入賞の小森氏に期待しています。
■庄内映画村 丸山典由喜副社長
地元山形からチャレンジしてくれた方が多かったのは嬉しい限りです。
今後もワークショップを継続して開催することで
地元から力強い脚本家が出てくることを心待ちにしています。
<作品に対するお問い合わせ>
株式会社映画24区
03-3497-8824