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この度弊社は、「地域」「食」「高校生」をキーワードに全国の自治体と組んでつくるオリジナル映画「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」の地域展開を手がけていくプロジェクトを発表いたします。

第1弾は「ひょうご加古川編」としまして、兵庫県加古川市を舞台にした映画『３６．８℃（ｻﾝｼﾞｭｳﾛｸﾄﾞﾊﾁﾌﾞ）』。2006年に映画「幸福（しあわせ）のスイッチ（主演：上野樹里、沢田研二）」で監督・脚本を手掛けた安田真奈が定評ある取材力を駆使し、自らのオリジナル脚本で11年ぶりにメガホンをとります。

本作の主演には今年の秋に始まるNHK連続テレビ小説「わろてんか」でヒロインの妹役に抜擢された堀田真由に決定。その他キャストは追って発表となります。

映画は今年の8月中旬に加古川市にてクランクイン、11月18日より地元の映画館イオンシネマにて先行上映後、他地域での展開を行います。

また、本プロジェクトにはABCライツビジネスが制作・宣伝面でサポートします。また都市部から地域への移住・定住を提案する情報誌「TURNS」が加古川市の魅力発信を映画の側面からサポートします。

＜「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」とは？＞

地域の「食」をキーワードにした高校生たちの青春オリジナル映画。地元の食材やオリジナル料理が劇中にたくさん登場するのが特徴です。今後、全国の自治体と組んで、地域を徹底的に取材したオリジナル脚本で本シリーズを拡大・展開していきます。

◆ぼくらのレシピ図鑑公式HP◆

＜映画「３６．８℃（ｻﾝｼﾞｭｳﾛｸﾄﾞﾊﾁﾌﾞ）」とは？＞

１７歳の女子高生・若菜は、なにかと遠慮がち。家族や友達と平和に過ごしているが、時に微妙な温度差を感じて、悩んでしまう。見えない進路、家族の期待、気になる元カレ。悩みを打ち明けられるのは、ＳＮＳで知り合ったＯＬ・みずほさんだけで...。

加古川の街を舞台に、みずみずしい女子高生たちの日常を、豊かな食を交えて描く、オリジナルストーリー。

◆堀田真由（主演・若菜役）コメント◆

前田若菜役の堀田真由です。舞台が、加古川市ということで関西出身の私がこの度、

主演を務めさせて頂けることに幸せでいっぱいです。

素晴らしい作品をお届けできるように精一杯頑張ります。

◆安田真奈（監督・脚本）コメント◆

「３６．８℃」......このなんともいえない微熱のような数字は、青春の揺らぎそのものです。激しく不幸でもなく、幸せの絶頂でもなく、毎日は、ちょっと嬉しかったり、ちょっと不安だったり、の繰り返し。そんなリアルで普遍的な青春模様を、加古川の素朴な風景や食を織り込みつつ、優しく紡ぎあげていきたいです。

◆三谷一夫（映画24区代表・プロデューサー）コメント◆

「ぼくらのレシピ図鑑」映画プロジェクトは、地方ロケをするだけの一過性の映画づくりではなく、地域住民と共に俳優や脚本の勉強（ワークショップ）を行いながら、地域主導によるものづくりやまちの情報発信ができる体制を構築していく取り組みです。

映画界においては長年模索していた「シリーズ化」をようやくスタートさせることができて嬉しいです。記念すべき第1回には私が大好きな映画「幸福（しあわせ）のスイッチ」を手掛けた関西出身の安田真奈監督が11年ぶりにオリジナル脚本でメガホンをとっていただけることになり楽しみにしています。今後、他地域でも展開していく本シリーズには日本映画界を背負っていく若い監督や俳優陣にも参加してもらいたいです。

【映画監督・脚本家プロフィール】

安田真奈。奈良県出身、大阪府在住。神戸大学映画サークルで8mm映画を撮り始め、メーカーに約10年勤務の後、2006年、映画「幸福（しあわせ）のスイッチ」監督・脚本で劇場デビュー。和歌山を舞台にした、上野樹里×沢田研二の電器屋親子物語。当作品で、第１６回日本映画批評家大賞特別女性監督賞、第２回おおさかシネマフェスティバル脚本賞を受賞。

映画「猫目小僧」「劇場版 神戸在住」、NHK「やさしい花」「ちょっとは、ダラズに。」、MBS「奇跡のホスピス」、関西テレビ「大阪環状線～ひと駅ごとの愛物語Part2　芦原橋駅編『ダダダゆうてドン』」脚本担当。

絵本「にじいろのネジ」文章担当。

◆プレスリリースはこちら◆

ぼくらのレシピ図鑑シリーズ_PRESS0804.pdf