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ニュース 2020年1月18日

キネ旬ベスト・テンに選定された約900本近い優良脚本で俳優の脚本読解力を向上!3月から演技応用クラスにて受付開始

弊社は、創刊100年を迎えた映画雑誌『キネマ旬報』を発行する株式会社キネマ旬報社と連携し、歴代の「キネマ旬報ベスト・テン」に選出された映画の脚本を題材に、俳優の演技力を高めるクラス「キネマ旬報ベスト・テンで学ぶ俳優のための脚本読解」を2020年3月より開催します。

キネマ旬報ベスト・テンは今年で93回を数え、アカデミー賞より1回多く、世界的に見ても歴史と権威がある映画賞とされています。
その始まりは1924年(大正13年)にさかのぼり、その中には、小津安二郎、成瀬巳喜男、黒澤明など、錚々たる監督たちの作品がラインナップされています。

映画24区トレーニングでは、「キネマ旬報ベスト・テン」に選出された約900本近い優秀脚本を題材に講座を開催することで、俳優の読解力向上は勿論のこと、歴史を理解し、教養のある<本物の映画俳優>を輩出することにつながると確信しています。

●講師の映画監督と作品
2020年3月 平山秀幸監督 『OUT』(2002年度キネマ旬報ベスト・テン第4位)
2020年4月 足立紳監督
2020年5月 大崎章監督
2020年6月 深田晃司監督

●講座内容
講座は映画24区が運営する学校「映画24区トレーニング」の俳優向けのカリキュラム「演技応用クラス」。
5時間×3日間の枠内で行われ、1冊の映画脚本を深く読み解き、役を正確につかみ、演技で表現できるようになることを目指します。

▼三谷一夫(映画24区代表)コメント
昨今の映画制作現場では、十分な予算や余裕を持ったスケジュールが確保されていないケースが多く、俳優が脚本と向き合う準備時間がほとんどありません。
その結果として俳優が脚本を読み解く力が随分落ちてしまったと感じています。今後、アジア全体の中で日本が質の高い映画を作り続けていくためには俳優の脚本読解力を鍛える環境は必須と考えています。
このたび、キネマ旬報ベスト・テンに選出されてきた優れた映画脚本を題材に、現在、第一線で映画を撮り続けている映画監督にご協力いただき、若い俳優の指導にあたっていただくことになりました。今、「映画俳優」という言葉を発するのは時代錯誤なのかもしれませんが、日本映画界で活躍できる俳優が1人でも多くこの講座から生まれることを願っています。

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