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ニュース 2021年7月21日

池田エライザ監督 映画『夏、至るころ』が北米最大の日本映画祭「JAPAN CUTS ジャパン・カッツ」に正式招待!

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地域×食×高校生をテーマにした青春映画プロジェクト「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズ第2弾として企画された、池田エライザ原案・初監督映画『夏、至るころ』が、北米最大の日本映画祭「JAPAN CUTS ジャパン・カッツ」に正式招待され、北米プレミアを飾ることになりました。
同映画祭は、ジャパン・ソサエティー(JS)の主催により、2007年からニューヨークで開催されている北米最大の日本映画を紹介する映画祭で、毎年7万人以上の観客を動員し、これまで全米初公開作品を多く含む350本以上の邦画を上映してきました。
『第15回JAPAN CUTS ジャパン・カッツ』は、2021年8月20日から9月2日(現地時間)の期間に、27本の長篇映画と12本の短篇映画をオンライン上映&一部劇場上映するハイブリッド映画祭として開催されます。

池田エライザ監督の『夏、至るころ』(英題:『Town without Sea』)は、昨年新設された新人監督コンペティション部門である「Next Generation」に選出されました。

◎池田エライザ監督のコメント~
「食卓を囲む風景にはその国や地域、そして家族の特色が色濃く映し出されます。音楽は言語化できない心と心の対話を可能にします。さまざまな美しい文化の力をお借りして、若者の自意識の芽生えの瞬間をそっと映画に閉じ込めました。この時代においてこの瞬間を世界に共有できることを心より嬉しく感じています。観賞後は是非、ソーシャルネットワークから離れ、ご自身の成り立ちについて思いやる時間をとってみてください。この度は選出してくださり、ありがとうございました」

◎映画祭プログラマー、ジョエル・ネヴィル・アンダーソン氏コメント~
「池田エライザ監督の『夏、至るころ』は、地方に生きる少年の甘く切ない成長物語です。この映画は、人が幸せや人生の目標を探そうとしたときの心の動きを、それは本当に簡単なことではないのですが、しっかりと捉えている映画です。新進気鋭の俳優とベテラン俳優の双方の力強い演技を際立たせた、俳優である池田エライザさんの監督デビュー作は、今後のさらなる素晴らしい作品を約束しています。私たちは『JAPAN CUTS ジャパン・カッツ』の新人監督コンペティション部門で本作をご紹介できることに、とても興奮しています」

●作品概要
『夏、至るころ』は、池田エライザが緑の山々に囲まれた福岡県田川市を舞台に、生まれて初めて自分の人生に向き合う少年たちの焦燥や希望を、夏の陽光や蝉の声、力強い和太鼓の響きとともに、繊細に描き出した青春映画。そのみずみずしい感性と卓越した演出力は国内外で絶賛を浴び、全州国際映画祭や上海国際映画祭でも上映された。出演は、倉悠貴、石内呂依、さいとうなり、安部賢一、杉野希妃、大塚まさじ、高良健吾、リリー・フランキー、原日出子。脚本は下田悠子。主題歌の「ただいまと言えば」を崎山蒼志が作詞・作曲・歌唱している。

●STORY
翔と泰我は高校最後の夏を迎えていた。二人は幼い頃から祭りの太鼓をたたいてきた。だが、泰我が突然、受験勉強に専念するから太鼓をやめると言い出す。ずっと一緒だと思っていた翔は急に立ちすくんでしまう。自分はどうしたらよいのか、わからない......。息子の将来を気にかける父と母、やさしい祖父と祖母、かわいい弟。あたたかい家族に囲まれると、さらに焦りが増してくる翔。ある日、そんな翔の前にギターを背負った少女、都が現れる......。

●作品クレジット
出演:倉悠貴  石内呂依  さいとうなり  安部賢一  杉野希妃  大塚まさじ  高良健吾  リリー・フランキー  原日出子
原案・監督:池田エライザ  主題歌:崎山蒼志「ただいまと言えば」
プロデューサー:三谷一夫  脚本:下田悠子  音楽:西山宏幸  撮影:今井孝博
企画:田川市シティプロモーション映画製作実行委員会  映画24区
企画協力:ABCライツビジネス
協力:田川市 たがわフィルムコミッション  製作:映画24区
配給・宣伝:キネマ旬報DD 映画24区
(C)2020「夏、至るころ」製作委員会
【映画公式サイト】 natsu-itarukoro.jp  【映画公式Twitter】 @natsuitarukoro

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